せっけん一つでどこまでも
2019年頃から、ゆるく肌断食をしています。
メイクはせっけんで落とせるものを中心に、せっけん洗顔の後はシミ部分にビタミンC美容液をつけてから顔全体にワセリンで作ったローズマリー軟膏を薄く塗って終了。
でも時々どうしても不安になって、化粧水やらオイルやらを買ってみたり…結局は続かずに元通りになってしまう。
それって、別になくても支障はないってこと。一生懸命スキンケアをしても、せっけんとワセリンだけのシンプルケアでも、肌の調子に変わりはない。だったら楽な方がいいよね〜笑
そんな感じで、行きつ戻りつしながらも徐々にスキンケア用品とは距離ができてます。
スキンケアをシンプルにしたら、他のこともシンプルにしたくなってきて、最近は髪もせっけんで済ませてしまってます。
髪が短くなるにつれてシャンプーも楽になり、とうとう「別にシャンプーいらなくね?」となり…今は全身せっけん一つで終了。さすがに髪はせっけんだけだとギシギシなので、ローズマリーチンキで作ったリンスで中和してますが、それだけ。
なんならダンナよりもケア用品少ないんじゃない!?ってくらい、シンプルになってしまいました。ケアはシンプルだけど、その分コンディションに注意が向くようになったのか、弱ってるなぁと感じたら早めに寝たり、食べるものに気を使ったり、以前より自分を大事にしてる感があります。
全身せっけん一つになったら、お次は洗濯。
なんと洗濯もせっけん一つになってしまいました!
きっかけは単に買い置きの洗剤がなくなったこと。
我が家は(どこのご家庭もでしょうが)洗濯、食器洗い、お風呂、トイレとそれぞれの洗剤を使用していますが、はっきり言って管理が面倒!
お風呂と食器洗いは食器用洗剤で兼用できるなぁと考えてはいたのですが、洗濯洗剤は兼用できないよなぁと諦めていました。
そんな時、ある人がせっけん一つで家庭内の洗い物を全て賄っているのを本で見て目からウロコ!
そうかせっけんかぁ!
たしかに、添加物のない純石鹸なら家庭内どころか自分自身まで一つで済ませられます。
じゃあ早速せっけんで…とは簡単にはいきません。
調べてみると、近所に粉の純せっけんを売っているお店は皆無。かろうじて泡立ちのためのアルカリ助剤が添加されてる洗濯せっけんを扱う所が一つだけ。
ネットで買うにも予想以上に値が張るし、袋が破れて届いて大惨事、という口コミもちらほら。
さらにはつい先日、食器洗剤をまとめ買いしてしまったため、それを使い切らないことにはせっけん一つにはできない状況。
とりあえず助剤入りの洗濯せっけんで、まずはせっけんでの洗濯が自分に合うかどうかを検証することに。
もし続けられそうであれば、食器洗剤がなくなるタイミングで純せっけんに切り替えようという算段です。
せっけん洗濯を初めて1週間。今のところ特に不満や不便もなく、快適に過ごせています。
心配なのはコスパだなぁ。家計を握る身としては、そこが気になるところ。
しばらく様子を見ようと思います。
梅しごと2022
今年も堪能しました梅しごと。
6月の始めに小梅で酢漬け梅を作ったものの、物足りないなぁとウズウズ。でも作り過ぎてもと自制している内に梅を見かけることも少なくなり、今年も梅の季節が終わったなぁと半分安堵、半分残念に思っていたら、忘れた頃にお買い得な梅を発見!
そしてやってしまいました…。
2kgの梅で、梅干し、梅シロップ、梅酒、梅味噌のフルコース♪
いやもう満足感半端ない♪
梅味噌は初めて作ってみたので出来上がりがどんなんか想像もつかないけど、今から楽しみ。
以下、梅しごとの覚え書き。
《梅味噌》
梅500g→洗ってヘタ取って消毒済みタッパーに並べる
てんさい糖300g→梅の上からざばーとかける
味噌500g→てんさい糖かけた梅の上にのばす。
《梅シロップ》
梅500g きび砂糖350g
《梅酒》
梅500g 氷砂糖300g てんさい糖50g
*当初の予定では梅シロップになる予定だったのが、容器を間違えてホワイトリカーの入る余地がなくなってしまったので、先に作ってあった梅シロップの瓶にホワイトリカーをぶちこんだ結果、穀物酢入りの梅酒になってしまった 笑
出来上がりは未知。こわい…。
《酢漬け梅》
ヘタ取りした小梅1kg→塩100g
→てんさい糖200g→米酢1000ml
の順に瓶に入れ、時々軽く揺する。1ヶ月くらいで食べ頃。
甘酒作ってみる。
ある晩、新潟の叔母から電話がきた。
「あんた、甘酒作ってみる?」
第一声からなんなんだ。でも面白そうだから乗っかってみる。
「作る~!」
すると超早口で甘酒の作り方をレクチャーする叔母。レスポンス早すぎ。慌ててメモを取る。
数日後、叔母から荷物が届く。こないだの電話から察するに…
やっぱり~!!麹ともち米、甘酒の材料来た~!
他にも謎のお惣菜がぎっしり。ありがたいのだけれど、山菜の知識があまりない私には何が何やらさっぱり。お願いだから品目を書いといて。
お惣菜は順にドキドキしながら食すとして、早速甘酒を作ってみる。
もち米2合を洗って炊いて、水700ccを混ぜながら人肌まで冷ます。もち米は叔母の自家製栽培。
そこに麹500g投入。もちろん麹も叔母の自家製。麹まで作るなんてすごいなおばちゃん。
しかし…深く考えずに言われた分量で作ってるけど、すごい量になるんじゃね?
途中から不安を覚える。
そういえば昔、味噌の作り方教えてって頼んだら「豆一升と…」ってのっけからおかしな量だったもんなぁ。うっうっかりしてたな。
炊飯器みっちみち。とりあえず半量にしときゃよかったか。まぁいいや。
そして保温スイッチ押してー
蓋開けて布巾かぶせて保温すること7時間。
頑張って美味しくなれよー。
あってもいいし、なくてもいい。
我が家の雛人形は私の手作り。
長女が生まれて間もない頃、生協でキットを見つけて作ったものです。
壁に飾れるくらいちっちゃいし、豪華でもお洒落でもないけど、我が家らしいのかな、と自分では気に入ってます。
私自身は雛人形は持っていません。
団地に6人住まいで置場所がなかったことと、経済的な事情から雛人形を買ってもらうことはありませんでした。
幼稚園などで作ってきた粘土や折り紙のお雛様を飾るくらい。
先日、職場で雛人形の話題になった時、私自身のはないと話すとすごく驚かれました。
こちらの人たちは雛人形は買って当然のものらしい。
雛人形どころか自分の部屋もなかったんだけど、余計驚かれそうで言えませんでした。
ムスメたちも、個人の部屋はありません。
8畳の洋室に背中合わせになるようにそれぞれの机があり、その周辺がプライベートスペースといった具合です。
私の個室は相変わらずありません。居間に自分のライティングデスクを置いてますが、いつの間にやらムスメたちに占領されました。
趣味の道具たちはクローゼットやらダンナの部屋やらに散り散りに収納されてます。
生まれて40年超、一人暮らしの一瞬を除いて自分の部屋なんて持ったことありませんが、それなりに幸せです。
ムスメたちは自室はあってもぼぼ籠らず、いつも居間で家族みんな一緒にいます。
別に雛人形も買ったのがなくても気にしてません。
雛人形も自室も、あってもなくてもいいみたい。
だからあまりかわいそうと思って欲しくないんだけどな。
味噌作り2022備忘録
今年は材料が届くのが少し遅かったのと都合がつかなかったのとで2月に入ってしまいました。
が、今年もやります。
今年は大豆2㎏、麹4㎏、塩800gで仕込みます。
去年塩を900gで仕込んだら、少し塩辛く感じたので減量。
が、塩を去年より一気に100gも減らすのは抵抗があるので、龜の表面に50gまぶそうと思ってます。
例年のごとく我が家の大鍋総動員(カレー・パスタ用寸胴鍋+無水鍋)しかも2回転で大豆を煮、一方で2枚重ねにしたゴミ袋に麹4㎏をざばーっと開封、塩800g投入して塩切り。
大豆が煮上がったら煮汁を少し取っておいてザルに空け、スタンバイしていたミンサーとマッシャーの二手に別れて豆潰し。
マッシャーは100均のちゃちいのを騙し騙し使ってたけど、来年は無印あたりでちゃんとしたの買おう。手が痛い。
マッシャーなんてこの時くらいしか出番ないからと躊躇してたけど、よく考えたらミンサーもこの時しか出番ないしな。でも買ってよかったと思えるんだから、マッシャーも買いでしょう。
潰した豆は麹のゴミ袋に放り込んで、せっせと混ぜ合わす。これも毎年の悩みだけど、ゴミ袋では混ぜにくい。デカい寿司桶でも買うべき?どうしよう。
ミンサーもマッシャーもさして場所取らないから買えるけど、寿司桶は場所取るからなぁ。来年までの検討案件だな。
何ヵ所か破れながらもどうにか混ぜ終えて、今度はせっせと丸めて味噌玉づくり。
作った味噌玉は娘が日頃の思い(敢えて聞かない)をありったけに込めて龜に投げ入れる。気迫が怖い。
最後に残しておいた塩50gのうちの半分を味噌の表面に(縁は重点的に)まぶし、ラップよろしくゴミ袋を張りつけて蓋をして終了。
2ヶ月後に天地返しを今年は忘れずに(毎年忘れる)。
2013.1.30.追記
あとであとでと先延ばしにしていたけど、ようやく取り出し。
塩減らして正解やったかも。
美味しい味噌の味になった。
出来上がりは8.5kg…毎年のことながら、出来上がり量に驚愕する。食べきれるかな…
今年も味噌仕込み。
今年もやって参りましたこの季節が。
味噌です。味噌を仕込むのです。
今年は大豆2kg 麹4kg 塩900gでいきます。
麹と大豆は通販で。届いたら早速開封、
大豆は洗って水に一晩浸けます。
この豆たちが茹でる頃には膨れてエライことに。
どっちの鍋もぱっつんぱっつん。
吹きこぼさないようにそーろっと茹でます。
もっと大きい鍋がいるかなぁとも思うけど、使うのはこの時だけと思うと踏み切れない。
なのでそろーっと時間をかけてゆでる。
灰汁をとりつつ、ひたすら茹でる。
その間に麹と塩を混ぜて(塩切りというらしい)、麹スタンバイ。さすがに4kgの麹を混ぜられる容器は持ち合わせてないのでポリ袋二重で。
ここからは息つく暇もありません。
指でねっちりと潰せるくらいになったらザルにあげて、熱いうちに潰す!
この作業、一昨年までは一人で100均のポテトマッシャーでやっていたけど、手が痛いのなんの。
ダンナが通販でミンサーを買ってくれてから、みんなが手伝ってくれるようになって大助かり。
ミンサーとポテトマッシャーの二刀流で潰した豆は、あったかい内に麹と混ぜ混ぜ。
混ぜ合わせたら丸めてみそ玉を作り、樽の底に叩きつける!
ひたすら叩きつけて空気を抜きながら樽に詰めたら、味噌の表面に塩を振ってラップして重しして完了!
あとは2ヶ月後くらいに天地返しして、出来上がりは11月くらいか?
出来上がりが楽しみだ♪
'22.1.11.追記
味噌完成。
合計8.6㎏になりました。
お味の方は…ちょっとしょっぱい?
もう少し塩を減らしてもよかったか?
何はともあれ、冷凍庫がパンパンです…
でもまた作る。それが味噌。
年齢ってなんだ。
最近よく思う。
年齢って何なんだろう。
私にとっては、年齢は年齢。それ以上もそれ以下もない。
若く見られたいとも思わないし、目の前の相手の年齢なんてどうでもいい。
どうでもいいと言うと誤解が生じるかもしれないけど、公の場では年齢関係なく敬語だしリスペクトだし、子どもの友だちの親はあくまで「子どもの友だちの親」で、そこに年齢は全く関係ない。たまに自分たちの子ども時代の話題に「あぁ、その世代なのか」となることがあるくらい。
だけど、周りの女性は違うのか、最近とみに「若い」だとか「若くない」だとか年齢に関するワードを耳にする。
事の発端は職場での年齢の話題。同期の女性が私と同学年だともやもや先輩に洩らしたのだ。
それを聞いたもやもや先輩、「えー、じゃあ私がこの中で最年長ってこと?やだー」やだーと言われても。
年上と言ってもさして変わらないでしょう?と返すと
「あなたたちいくつ?やだー、5歳も年下じゃない。もしかして、ずっと私のことババアだと思ってたの?」
5歳差でババアって…そんな変わるもん?同年代って言っても差し支えないと思うけど。
以前にお子さんが就活で…って話してたから、少し上なのかなって推察してた程度で、そんな変わらないと思ってたけど。
やんわりとそう返すと、
「あなたもこの歳になったらわかるよ!アラフィフの5歳差は大きいんだよ!」
と譲らない。
そうなのかなぁ。
それって、どの年代でもよく言うけど、本当にそうなのかなぁ。
20代の頃は30代の人に、30代の頃は40代の人に口々に言われた。
「30越えたら変わるよ」
「40過ぎたら全然違うよ」
どの人もあまりよくないニュアンスでそう言ったけど、私は結局それを実感できず。
30越えても特に変化はなかったし、40過ぎても全然違わなかった。
強いて言えば、夜遊びの体力がなくなったとか、甘えが許されなくなった…くらいか。
それだって特にマイナスでもなく、夜遊びより楽しいことは山ほどあるし、しっかりしなきゃってモチベーションになってる。
だけど、周りの人たちはそうでもないのか。
事あるごとに「あなた若いから」「若いのに」と…マウンティングなのか?
さらには「私ってそんなに老けて見えた?」「こんな発言、ババくさい?」と…正直、めんどくさい。
以前の職場でも、年齢に関するフレーズはよく出た。
けどそれは親子以上に歳の離れた方から言われることで、マイナス要素は皆無だった。
「この歳になったらわかるよ!子育て終わって、孫と遊ぶの楽しいよ!」
「体力だけあと20歳ほど若返ったら最高なのにねー」
それを聞くたび、こういう歳のとり方をしたいなって憧れた。
どうしてこうも違うかな。
孫ができたら変わるのかな。
どうせ歳をとるんだから、楽しくとりたいよな。
そしてこれからを生きる人たちに「歳をとるっていいよ!」って笑って言いたい。