トマト酵母でパン作ってみる。
少し前にお買い得に目がくらんで箱買いしたトマト。
食べきれそうになかったのでざくざく刻んで瓶に詰めて、トマト酵母にしてました。いや、なってました。
瓶を開けるとシュポン!と勢いよく発泡るしてので、これはパンもいけるかも?と試してみることに。
とはいえ酵母種をおこすのは面倒…前種法を試してみる。
トマト酵母100gに強力粉100gをざっくり混ぜて放置すること3時間強。
膨らんだ…のか?
膨らんだというより、粉が水分吸ってドロッとなったって言う方が正しいような。
寄せて見たが、やはり変化ないような…。
ま、ま、とりあえずやってみよー。
強力粉180g、砂糖大さじ2、塩小さじ1を加えて、水80mlを少しずつ足しながらひたすらこねる。
こねた。また放置。
放置中に同時進行でホームベーカリーでパン生地(トマト酵母パンが失敗した時の保険)を作り、前種法がうまくいかなかった時を考えて酵母種おこしも(結局)準備。
ついでにレーズン酵母も仕込んでみる。
面倒くさいから始まったはずなのになんだか忙しい。おかしい。
一晩放置した結果がこちら↓
変化…?と首をかしげる位、なんともなってない様子。
こりゃ失敗かなぁ。でも焼く。
丸めてー切れ目入れてー。
ねっちりしてて丸めにくいったら切れ目入れにくいったら。
一応、35℃30分で二次発酵してー。
200℃13分で。
切れ目どこいった。
熱々を割ってみる。
みっちり。
試食。
もっちりむっちり。
小麦粉を練って焼いたもの 笑
でもトマトの味もしっかり。
味は悪くない。
食感がどこまでも残念。
残ったパンもどきをどうしようか悩ましい。
でも味は悪くないのでリベンジだ。
もやもや先輩の話。
仕事を始めてからずっとお世話になってるけど、言動がものすごくもやもやする先輩がいる。名付けてもやもや先輩(そのまんま)。
基本的には面倒見がよくて親切な人なんだけど、時折え?と耳を疑うような発言をする。
言うことがその都度変わる、人にはやるなと厳しく禁じたタブーを自らやってみせるのは日常茶飯事。
事情や状況を確認せずにしかりつけることもしょっちゅう。
私がやったことじゃないのに決めつけて誰かのミスを指摘することもしばしば。当然、私には心当たりがなくて?マークを全身から発していると「自分がやったことに責任も持てないの?」…そう言われても私じゃないからなぁ。仕方なく謝るけど、毎度もやもやが残る。
実際、ミスは大小一通りやらかしているし、「またお前か」と思われても致し方ないとも思う。
だけど。
言われた通りにやって怒られたんじゃたまったもんじゃない。
私がやったことじゃないのに怒られて「反省がない」と言われてもどう反省すりゃいいのか。
ある時、私のちょっとした不注意で結構大きなミスをやらかした。幸い、大事には至らず謝罪だけで済んだものの、私のせいで今後の作業が大幅に変更されてしまうほどのミスだった。
もちろん私は反省し、二度と同じミスはするまいと心がけてきた。どんなに忙しかろうと二重三重のチェックを怠らず、担当チームがいなければ、他のチームの人にお願いするほど徹底していたある日、もやもや先輩に言われた。
「ちょっと、あんまり忙しい時に他のチームの手を煩わせないで。自分の目でしっかり確認できたらそれでいいから」
え、そうなの?自分の目が信用ならないから他の人にもチェックしてもらってたんだけど。
でも彼女が言うには、担当チーム以外にはチェックを委ねるなということ。担当チームがいなければ自分一人でチェックすればいいってことだよな。
言われた通り、他のチームには極力頼らず、一度だけどうしても人がいなくて自分一人でチェックしていたら、またもや言われた。
「一人でチェックしても意味ないでしょう?誰もいなかったら他のチームの人にチェックしてもらって」
えぇえ~。
こないだ他のチームの手を煩わせないでって言ったとこじゃないよ。1週間もたたないうちに180°転換かよ。
さらに追い討ちをかけるように言った。
「◯◯さん(上司)にだって言われてるんだからね!あの子ほんとに大丈夫なのかって。だからしっかりして!」
え、ちょっと待って。それは先輩の発言としてどうなの。
ほんとに◯◯さんが言ったかどうかはわからない。仮に言っていたとしても、それを私にストレートに伝えるのはダメなんじゃないの?
正直、気持ちが萎えた。そんなに信用ないか、私って。あのミスをなんとかリカバリーしようと頑張ってきたけど、やっぱりダメなのか。
一瞬ちらりと「退職」の二文字がよぎったが、馬鹿馬鹿しくなってやめた。
後輩のやる気をそぐ人なんだな、この人は。悪意の有無は別として。
ずっと不思議だったのが、もやもや先輩はチームの初代メンバーで、私が入る前にも何度かメンバーの投入があったはずなのに一人も残っていないということ。
きっと彼女にやる気を削がれて辞めていったんだろうな。あくまで憶測だけど。
今までこういう人には何度も直面してきた。
ある人は心からの親切心で。
ある人は悪意むき出しで。
この人はどちらかはまだわからない。
親切心にも見えるし、悪意も見える。
ま、どっちだっていいわ。
辞めたら負けだ。
今のご時世、辞めたら次探すのは困難だろう。
仕事を辞めないと決めた私は、もやもや先輩の言動にいちいち心を動かすのをやめた。
もやもやしそうな発言は聞き流す。異論反論は一切せず、ただ言われた通りにやり過ごす。
ただただ、仕事だけに集中する。
そう心がけるようにしてから、ずいぶん仕事がしやすくなった気がする。
前は叱られるかも、ミスるかも、とビクビクしながら仕事して結局ミスを呼び込んでしまっていたが、もやもや発言をスルーするようになってからはすっかりビクビクしなくなった。
残念ながらミスはなくならないが、ミスしても必要以上に自分を責めなくなった。
やっちゃった。今度から気をつけよう。おわり。
さらに残念なことに先輩のもやもや発言もなくならないが、ほんとにどうでもよくなった。本当に仕事に必要なことだけ心に留めて、あとは知らん顔できるようになった。
人を変えることはできないが、自分を変えることはできる。
自分が変われば環境はいくらでも変えられる。
まさにその通りだな。
もやもや先輩は変えられないが、自分が変わることで環境はもっとよくなるはず。
今日も仕事頑張ろう。
菌まみれ
冷蔵庫の中が菌だらけだ。
と、いうととんでもない誤解を生みそうだな、まぁあながち誤解じゃないかもしれないが。
仕事にも程よく慣れ、気持ちにも余裕ができたからか、最近はいろんな保存食をちまちま作ってる。
醤油麹にトマト麹に納豆麹、粕漬けぬか漬け味噌梅干し…
気づけば保存食というか発酵食品で冷蔵庫がパンク寸前。
この他にトマト酵母が仕込み中、玉ねぎ酵母とパン作り用のレーズン酵母も作りたい。
冷凍庫には1㎏の米麹が出番待ち。
夢が広がるわぁ。
外出自粛でストレスが溜まって…と周りの人は言うけれど、私はそうでもなかったり。
家にいる時間が長くなればゆっくりとあれこれ仕込めるし、材料さえあれば家にいるのは全く苦じゃない。
強いて言えば、家で子供たちがゴロンゴロンして、時々物珍しそうに私の家仕事を覗きこんでくる方がストレス。
我が子とはいえ、あまりかまってほしくないのに、子供たちはそうでもなかったり。かまってオーラ全開で私をかまいに来る。恐怖でしかない。
そんな恐怖の日々も、ようやく終わりを告げそうで心からホッとしてる。
はよ学校行ってくれ。
そして仕込みに没頭させてくれ。
さー次は何を仕込もうかなー。
やっと気づいた、大事なこと。
ずっと、服を選ぶ基準は「仕事に着ていけるかどうか」でした。
販売の仕事をしていたときはお店で売ってる服。事務職の時はデスクワーク中心なのでシワになりにくい服。クリーニング工場の時は洗濯しやすくてとにかく動きやすい服。
そこに自分の好みはあまりなく、基準をクリアしたものの中から普段でも着られそうな服を選んでました。
基準関係なく自分の好きなのは、スカートやワンピース、しかもマキシくらいのずるずる長いの。シンプルなデザインで、ヴィンテージっぽい雰囲気があればなおよし。
まー仕事じゃ着られません(笑)
今までそういう服はほんの数着、仕事をお休みした日だけ着ていました。
前職のクリーニング工場はほぼ毎日勤務…したがって好きな服は年に数回着られる程度でした。
仕事を辞めて、まずは仕事基準で着ていた服を全部捨てました。
でも、長らく好きな服を毎日着る習慣がなかったせいか、なんとなく落ち着かなくて。
せっかく好きな服を毎日着られるというのに、動きやすい服をまた買って着てしまってました。
今の仕事が決まって、再び服選びの基準が仕事に。今度は「動きやすく、かつキチンとして見える服」。デニムNG、派手なのNG、露出NG。スーツまではいかないけど、カジュアル過ぎてもダメ…となかなかの厳しさ。
初出勤の前に買ったのはカーキのワンピースと白のブラウス。手持ちの黒ボトムやレギンスと合わせるつもりでした。
ところが困ったことに、ワンピースもレギンスもNGの様子。はっきり言われたわけじゃないけど、誰も着ていません。
そして仕事開始から2ヶ月が経ち、無意識に仕事優先で服を物色、目につくのは白のトップスや黒のパンツばかり。
ある日、シフトの関係で1週間近くの休み中、洗濯物を干しながらしみじみ思いました。
あぁ、私この服大好きだなぁ。
それは今まで年数回しか出番のなかったヴィンテージ風のワンピース。せっかくだしと休みの間しょっちゅう着ていたもの。
それを干す私は仕事用に買ったカーキのワンピースを着ていたのですが、お気に入りを眺めていて改めて感じたのです。
仕事のない日はお気に入りばっかり着ていたいなぁ。
そう。自分で選んだとはいえ、カーキのワンピースはお気に入りではない。あくまで仕事着(になる予定だった)。
仕事のない日にまで仕事着を着てたら、そりゃテンションもあがらないよなぁ。
そして私の中では一大決心。
仕事には白シャツ+黒ボトムオンリー。
毎日じゃないから2パターンくらいあれば十分。
それ以外はお気に入りだけでクローゼットを満たそう。
と、いうことは、白シャツも黒ボトムも2着ずつあるから、もう買わなくていいや。
じゃあ、今度買うのは自分が心から気に入った服のみ!
そう思ったら、なんだかウキウキしてきました。
今まで服屋さんを覗いてもいまいちテンションあがらなかったのは、きっと仕事基準で見てたからなんだろうな。
もちろんTPOも大事だけど、好きな物に囲まれて暮らすことも大事よね。
そう自分に言い聞かせて、早速欲しかった服をポチしちゃいました(笑)
仕事に囚われてる
買い物ついでに洋服屋さんを覗いたり、アパレル通販サイトを見たりしていてハッと気づいた。
「仕事に着ていけるか」を基準に選んでる…。
おいおいおい待て待て待て。
仕事ったって週2だよ。
週2なんだから、なんならワンパターンでもいいじゃないか。
しかもなかなかに服装に厳しい職場、いつぞやはお守り代わりにいつも着けてるピアスとネックレスがNGと言われた。ピアスはシルバーの直径1㎝くらいの輪っか、直径1㎝くらいのアメジストがいくつか葡萄のようにあしらわれたネックレス、そんな派手がましいもんでもないのに。
アクセサリーの注意を受けてから、仕事には白シャツと黒ボトムで行っている。まるで学生服だ。
そんなの沢山いらないでしょ…。
いかんわ、すっかり仕事に囚われちゃって。
仕事から離れてる時は仕事のことなんか忘れて、服だって楽しまなきゃ。
どいうわけで、これ買います。
手前味噌を今年も。
今年も味噌を仕込みます。
今年は何故かダンナがはりきっていて(しかし実働は私。何故)、早くから大量に仕込める陶器の瓶を買ってきたりミンサーを買ってきたり。
しかし肝心の材料を揃えるのは私。何故。
待ちに待った大豆と麹が届いたので、実行は明日に。
今日は届いた豆と麹とにらめっこしながら塩の量を計算しています。
昨年仕込んだ味噌は、豆1kg麹2kg麹450g。
美味しいのは美味しいけど、パーフェクトな分量かと言われるとうーん。
今年はダンナのはりきりに圧される形で豆、麹ともに3kgも買ってしまったので、また計算しなおさにゃならん。
どうしようかなー豆麹同量にするか、豆を減らすか…
おばちゃんは麹が多め~倍量でもいいって言ってたから、豆を1kg減らすか。残った豆はいつか炊くだろう。いつかはわからんが。
となるとー、豆2kg麹3kgにして、塩をどんだけ入れるか。
これって麹の量で計算するの?豆と麹の合計量で?わかんない。
頭を抱えていると、味噌屋さんのサイトに計算フォームを発見。ありがたや。
そこに豆と麹の量を入力して計算すると、塩は1143gだという。ふーん。
おばちゃんは塩が少ないと酸っぱくなるって言ってたし、気持ち多め&キリのいいところで1200gにすっか。
さて。分量が決まったところで豆を水につけてこよう。
明日はどうなることやら。
やっぱりおかしい、うちのダンナ。
次女のインフルがうつってしまった。
寝込む。
寝込む際、私は高らかに宣言した。
「少なくとも3日は寝込むので、その間の家事はあなたたちよろしく。溜め込まないでよ!私は一切やりませんから」
当たり前だ、しんどいんだから。
さてどうするだろうなぁ、とうなされながらも様子を伺う。
「とーちゃんはご飯作るわ。長女は洗い物、次女はテーブルの片付けよろしくな」
私が元気な時は一切やらない分担ですか。
まぁダンナ一人じゃ無理だろしね、まぁ頑張って。
「ご飯できたよ、食べられる?」
うーん、しんどいけどお腹は減ってる。食べられる内に食べとかんとね。
テーブルに用意されたのはオムライスとうどん。
オ、オムライス…
インフルで体調激悪な病人にはまず出さない料理だが、なぜそれを選んだダンナよ。
でもそれしかないので食べる。
オムライスを見た瞬間、私に残された道は「とっとと回復して家事復帰」一直線だと悟る。食べて治すしかない。
うどんはうどんで、具は生卵とレタス。
なぜに病人に生卵食わすのか。
そしてネギがないからってレタスはおかしいでしょう。
そして出汁を一口すすってみると、めっちゃ濃い。関東風でもこんなに濃くないでしょうってくらい。
「病気で味わからんだろうから、濃いめにしたよ」とドヤ顔のダンナ。
あのね、病気だからこそ薄味なのよ、消化に負担がかからんようにね。そして卵も火を通すのよ。
どうにかこうにか食事を済ませ、こんこんと寝入る。
翌朝、あーだこーだ言いながらも皆それぞれの職場やら学校やらに旅立っていった。
家を出る際、眠る私にダンナが声をかけてきた。
「朝ごはん、ゆで卵しといたから。お昼はテキトーに食べて。」
ゆで卵…テキトー…
もはや突っ込む気力も体力もなく、力なくダンナを寝床から見送った。
いかん。1日も早く回復せねば死ぬ。